「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた」を読んだ

少し話題になっていて気にはなっていたのだが、社内で輪読会が開催されることをきっかけに読んでみた。

GitLabという実例

GitLabという実例を元に、背景にある考え方を大事にしながら制度や仕組みを紹介している。

個性的な仕組みや制度も多く、興味深かった。

もう少し詳しく知りたいな〜、と思うところがちょこちょこあったけれど、あくまで一企業の例でしかないことを考えると、抽象と具体のバランスがよかったといえるのかもしれない。

本を読みながら改めて感じたけれど、リモート制度に限らず真似すればうまくいくというものではないと思うので。

印象に残った点

良し悪しはおいておくと、GitLab は仕事のパフォーマンスに一人ひとりのプライベートや内部的な価値観が大きく影響するという考え方があると感じた。

今の自分の環境

自分は基本リモート勤務しており、この一年間でも数回程度しか出社していない。 ただ全社的には出社を前提とする職種もある。

とはいえ、実は今のところリモート環境下における強い課題を自分自身は感じていない。 (より優先順位の高い課題に隠されている可能性はある)

なので、この本がめちゃくちゃ刺さったかというとそうではないんだけれど、難しいなと思うのは、状況が変わると働き方の課題の大きさや優先順位は随時変わっていくだろうなということ。

変数としては組織の拡大・縮小(人数の増減)が大きいだろうけど、体制やプロダクト・事業のフェーズも影響してくると思う。

そんなときにこの本を読んだことがヒントになるかもしれない。

おまけ

ちょうど輪読会の時期にタイムリーに、元GitLabの人の記事が話題になっていた。

t2y.hatenablog.jp