僕らはいつもスプリントレビューをしていた

久々の出社、とある機能の実装が一段落し、Dev環境にデプロイした。

隣の席のプロダクトマネージャーにふと「見ます〜?」と言ったら「見る見る!」となった。

そしたら隣の島にいた別の人が「私も見たい!」となって覗きに来る。

なので実機(スマホアプリ)から簡単にデモをしてみた。

「この場合は〜になるんですよ」みたいな、他愛ない話を少しばかりした。

以前のチームを思い出した

もうコロナ前で前職にいたチームはこんな光景が当たり前だなと思い出した。

スクラムっぽい開発プロセスだったけど、スプリントレビュー*1の時間を待つことなく、一通り実装が終わると「ちょっと見てもらっていいですか〜」と声がかかった。

プロダクトオーナーを中心に開発者や他の人達も集まって、みんなで誰かの PC を後ろから覗き込んだ。

デモをして、フィードバックをして、簡単なものはすぐ取り込んだり、次のリリースに反映したりしてた。

それが日常の開発だった。

今は基本リモート

やっぱりオフラインがいい!なんて言うつもりはない。

リモートワークは便利だ。

公私も含めた生活において、総合的にリモートのほうが楽である。

月に数回程度の出社ですら、(僕自身はオフィスの徒歩圏内に住んでいるにも関わらず)少しばかり腰が重くなってしまう。

リモートになってからも、気になるところがあればキャプチャや動画をチャットツールで共有して、必要なら Slack のハドルや Zoom でフィードバックを送り合ってる。

今いるところも、いいチームだなって思う。

それでもライブ感から生まれる感情や一体感の高まりというのは、オフラインの方がいいなぁと感じたのも事実だ。

日常の風景

総合的にはリモートが日常である方が便利だ。

個人的にも、もうオフラインを日常にするのは難しいだろうなと思う。

だけどそれでも最高点を叩き出すのはオフラインな気がした。

いつでもどこでも音楽を聴ける Spotify は便利だけれど、それでもライブに足を運ぶ感覚に近いのかもしれない。

ただし誰もがライブを見に行くわけではないというのもまた、そうだろうと思う。

*1:スクラムでいうところのスプリントレビューはステークホルダーに対してのものなので、この表現が正確でない部分はある