今の会社に出戻ってから Ruby On Rails をやることになり、まずは Ruby について学びたいなと思って手に取った本。
実際に読み終わったのは少し前なのだけれど、備忘のために書いておく。
改訂版だと Ruby 3.0 に対応してくれている。
実践的な入門書
網羅性が高くかつある程度深く解説してくれるので、まさに実務で使う人のための入門書という感じ。
そのためそれなりの分厚さではあるけれど、著者がかなり読み手に寄り添った形で書いていてくれて、読み進めるモチベーションを保てる。
テストと一緒のハンズオン
ただ読むだけでなく、ハンズオン的に手を動かせるようにもなっているので、その意味でも実践的だった。
入門書の類はどうしてもテストに関する事項が薄かったり省かれたりしがちだけど、ハンズオンがテストとセットで進める形になっているところに非常に好感を持った。
まとめ
Ruby は自分が今までメインで慣れ親しんできた言語と毛色の異なる書き方が結構あるけど、この本のお陰で脳内にインデックスを作れたので、コードを読み解く土台になってくれたと思う。
この充実度の書籍が存在してくれるのは Ruby 初心者として非常に助かった。