「よなよなエールがお世話になります」を読んだ

ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

ビールの「よなよなエール」を作っている、ヤッホーブルーイングの社長の本。

今年だったか去年だったかの RSGT でお話されていて、そのときに入手した(そして積まれていた)。

RSGT で話を聞いたときは、ヤッホーブルーイングの社風というか文化というか、そういったものは自分と合わないなという印象だった。

ただチームをチームにするためにやっている取り組みが、単なる制度ではなくて、仕組み化されているなと感じて、興味深く面白いものだったと記憶してる。

本自体は、いかにして社長になり、挫折や困難を乗り越えていったかというサクセス・ストーリーな感じ。

ドラマがあり、単に読み物としても中々面白い。

いわゆるノウハウ的なものを丁寧に解説しているわけではないけれど、ビジネスとしての戦略や組織づくりみたいなところに、多くのヒントや学びがあると思う。

僕はやっぱりヤッホーブルーイングの社風に共感しかねるところもあるなと思いつつ、それこそが個性ある組織を作り上げているって証拠なんだろう。

お酒やビールにそれほど関心が強いわけではないが、よなよなエール飲もうかな、という気持ちになった。