「Global Scrum Gathering参加報告会&Hunter Industries社の見学報告会」に参加してきた。
内容は下記の3つ。
- Global SCRUM GATHERING San Diego 2017への参加報告
- Hunter Industries社への訪問リポート
- Global SCRUM GATHERING® Singapore 2017への参加報告
特にまとめもせず、印象に残ったことを残しておく。
スクラムのスケール
ジェフ・サザーランドのスクラムのスケールの話から感じたこと。
スケールするに従いバックログの抽象度はどんどん上がっていく。
ストーリーからエピックへ、経営方針的なものになったり。
多分分解されながら、それぞれのチームにタスクとして具象化されていくんだろう。
そこの具象化とつなぎ込みも難しいんだろうけど、
ってすることが大切だろうな、なんて思った。
どこかで、一度に2つのことをやろうとしてしまいそうなので。
コミュニケーションの価値
ワークショップに参加された方が全く英語ができなかったらしく、チームとコミュニケーションが取れなかったらしい。
んで、コミュニケーションとれないと単純作業者になってしまうっていう話があったんだけど。
これにはもう一つ学びがあるなぁ、と思って。
適切なコミュニケーションが取られていないと、その人が本来持っている力が適切に発揮されないんじゃないかなとも思った。
逆にいうと、コミュニケーションの問題を解決してあげれば、すごく活躍できる可能性があると。
リチーミング
Growth、あるいはShrinkのためにチームを再構築するという話。
チームが固定化されると、マンネリにもなるし、チーム外に対してクローズになっていってしまうきらいはあると思う。
なので能動的にチーム(メンバー)の流動性を高めていくっていうのは非常に賛成。
とはいえリチーミング、トップダウンの組織変更だったり、メンバーの離任だったりで、致し方なくやらざるをえないことが多いよね。。
5段階の合意形成
合意形成を5段階でやるというプラクティスが紹介された。
5段階にすることで、合意形成しやすくするというもの。
- 5: 完全に同意
- 4: よいと思う
- 3: やってみるか
- 2: 引っかかるけど、やってみるか。。
- 1: 賛同できないな
- 0: 絶対にダメだ
これのポイントは、2から既に「やってみる」であること。
まず実際にやってみることを重要視しているところが非常によいと思った。
機会があれば積極的に取り入れていきたい。
モブはそこにある
今のモブプログラミングの源流といえるHunter Industries社の見学報告。
ご本人たちもうまく言語化ができていないとのことだったけど、伝わってくるものがあった。
うまくまとめられないけど、この話が聞けただけで、足を運んだ甲斐があったと思ってる。
モブは仕事に取り組むいいプラクティスだくらいに思っていたけど、そうじゃなかった。
ハンター社では働き方になっていた。
仕事をメンバーやチームにアサインしていくのではなく。
“そこ"にもう物理的な場所として、モブ(仕事)があって、そこに皆で立ち向かう的な。。
あー、うまく言葉に出来ない。
モブの人事評価
モブワークだと人事評価どうしているの?というのは当然の疑問なのだけれど、紹介されていたのでまとめておく。
とても興味深かった。
- 半年に一回評価をする
- その半年間のメンターを被評価者が自分で指名する
- メンターは誰でもいい
- メンターとのコミュニケーションは上司には共有しない
- 半年間のイベント(出来事)を振り返る
- 感情をふりかえる
- よかったこと
- いやだったこと
- Smartなゴールを作る
- Smartなゴールだけ上司に共有する
- 上司はゴールに対してのみ評価する
- SMARTなゴール
- Specific(具体的に)
- Measurable(測定可能な)
- Achievable(達成可能な)
- Related(経営目標に関連した)
- Time-bound(時間制約がある)
こういう目標設定の仕方いいなぁ。
メンター選びは難しそうだけど。
A day of Mob Programming 2016
2016年のハンター社のモブプロ動画。
オフィスの雰囲気とてもいい。
ディスプレイでかい。
こんなところで仕事したい。
まとめ
ハンター社の話はテンション上がった。
ので勢いのままブログを書いた。
メモ
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