「採用基準」を読んだ
- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上司のすすめで読んでみた。
リーダーシップ論とかそういう類のものになるだろうか。
リーダーシップは特定の誰かが発揮するものではなく、全員が発揮するものであるという筆者の意見はその通りだと思う。
しかし如何せん文章が僕には合わなかった。
こういう話は所詮正解のないものなので、読むときは下記のような観点で読んでいる。
- 筆者の意見は何か
- なぜ筆者は正しいと考えているか
- 実践するためのヒントはあるか
この本の場合「筆者がなぜ正しいと考えたか」がやたら多い。
ひとつの意見に対して「マッキンゼーでは」「海外では」といった話が繰り返される。
正直クドく思えて読むのがだんだん苦痛になった。
それでも第4章と第5章は読んでよかったなと思う。
第4章では具体的にリーダーが何をするべきかということが語られ、第5章ではマッキンゼーのリーダシップを育成アプローチ的な話がまとまっており、興味深かった。
この2つの章に限っていえば、人に薦められるかな。