情熱プログラマーを読んだ #PaDD
本のタイトルは昔から知っていたのだが、ようやく手に取った本。
ソフトウェア開発者がどのように生きていくか、その心構えや具体的な行動の起こし方を短いテーマごとにまとめている。
逆に技術的なことはほとんど触れていない。
ソフトウェア開発は楽しい!
僕はPaDDエンジニアを名乗っている訳ですが、PaDDはその大前提で
「仕事なんかそもそも楽しいものじゃない→どうやって楽しくするかを考えるもの」
と言っているわけです。
でもこのフレーズっていうのは極論を持ち込んでいるので、本質は別のところにあります。
仕事はもちろんつまらないこともあるし、嫌なこともあるし、やってられない気持ちになることもあります。
だけど、僕が自分の人生を投資している「この仕事」は前提として本当につまらないものなのでしょうか?
そんなことはないんです。
この仕事には楽しさ、面白さ、やりがいがたくさんあるから続けていられるのです。
本当につまらないものだったら、どうやっても楽しくならないし、きっと続けられないです。
この本は結局のところエンジニアリングが大好きな人がその仕事を素晴らしいと思って書いていて、それがとても伝わってきます。
悩むときはある
ちょっと前に、上記の記事が一部で話題になっていました。
- 新卒文系未経験
- C言語研修
- ちんぷんかんぷん
これ、自分と全く同じなんですよね。
配列が0から始まるのに納得いかなかったなぁ。。
辛辣な意見も多く、何か自分もプログラマやエンジニアにはなるべきじゃなかったのかもしれないなんて思ったり。。
(実はそもそもの採用も技術職枠じゃなかったのに配属が開発部門だった(笑))
なんでこんなことをやっているんだろう?
このままこの仕事を続けていっていいのか?
これが本当に自分のやりたいことなのか?
新人の時から何度自問したか分かりません。
でもやっぱり楽しい
僕は前述の通り、何故かソフトウェア開発の世界に来てしまった人です。
今でも情けないことに、時々心に迷いが生じることはしばしばあります。
だからこそ、この本のように、この仕事を愛してやまない人のメッセージは突き刺さるものがあります。 そして思い出します、何度迷ったり不安になっても、僕がこの仕事を続けている理由を。
- 見えないものをカタチにしていくこと
- 誰かの問題が解決されて、世界が少しよくなること
- もしかしたら未来を作り出しているのかもしれないこと
- なにより楽しいこと!
一番心に残った一節は、座右の銘になるレベルですね!
ソフトウェア開発は、芸術活動のようにクリエイティブでありながら、具体的な価値を生み出せる素晴らしい職業だ。 ソフトウェア開発は楽しい!