就職活動終わりました
ブログにも書いてたんですが、年末で前職を退職して就職活動してました。
無事に次のところも決まったので、どんな感じだったのか軽くまとめておきます。
謝辞
ブログや SNS で公開してたこともあり、本当にいろんな人から沢山の会社を教えてもらいました。
数年(数十年?)ぶりに連絡とってくれた人から親戚まで笑
大なり小なり自分のことを知ってる人から頂ける情報というのは職場探しにあたって大きな助けになりました。
ありがとうございました。
活動期間
- 2019年12月8日に求職エントリをPOST
- 話を聞き始める
- 年明けから本格的に行脚をはじめる
- 2020年1月中頃から徐々に選考へシフト
- 1月末頃にオファーが出そろう
- 2月頭に就職先を決める
以前から声をかけてくれていたところは早くから具体的な選考を受けてたりもしましたが、大体こんな感じです。
1月は学生時代の就職活動を思い出すくらい色んなところに行っていました笑
使った媒体
実際に話を聞きに行った会社だけでも、20以上あると思います。
当初は、自分から積極的に探すことやエージェントに頼むことも考えていたたんですが、すぐにキャパオーバーになりました。
落ち着いて考えてみれば、10人が紹介してくれたらそれだけで10社になるし、1日3社回っても3日以上かかるんですよね。。
アクティブに探した会社は基本的にないです。
(コンタクトはアクティブに取った場合でも、誰かから紹介してもらったとか)
話を聞きに行く
最近は採用前提の媒体でも「まずはカジュアル面談」というところが多いと思うんですが、会う前に自分の状況を伝えるようにはしていました。
「御社のお話も聞きたいんだけれども、自分は本格的に探しているので、そちらも突っ込んだこと聞いてくれて構わない」といった感じです。
カジュアル面談は転職を考えていないときも時々行ったことはあるのですが、職探しの熱量が高いことを伝えておくと、かなり具体的な話ができるような気はします。
たくさんの企業とお話してみてよかったなぁと思うのは、会話の中で自己分析がかなり進むということです。
「自分はこういうことが (やりたい|やりたくない) んだなぁ」とか「こういう価値観なんだなぁ」と気付かされることがとても多かったです。
そうすると、いざ選考に進むときのも自分の中での動機づけはかなりしっかりされるので、いろんなことが言語化された状態で臨めました。
あと就職とは関係ないところで、世の中にはいい会社がたくさんあるというのを知れたのはよかったです。
自分が当事者として働くにはフェーズやタイミング等の変数が絡みますが、企業や組織、お会いした人たちが取り組んでいることを応援したいというところは多かったです。
「自分も早く次を見つけて、負けじと頑張らねば」と、労働意欲を刺激されました。
逆に大変なのはやはり時間と労力の問題で、このやり方は退職済だったからできたと思います。
日頃から情報収集大事だよなと思いつつ、話を聞きに行ったのが半年前だったら、会社も応募者もフェーズが変わってる可能性は十分にあるだろうし。
この辺は難しいところです。*1
選考
実際に選考に進んだのは 6 社くらいです。
大体 3 回くらいの面接で終わるところが多かったです。
カジュアル面談と比べてさすがに少し緊張はしましたが、割と雑談っぽい感じが多かった気がします。 *2
選考とは少し違うかもしれませんが、体験入社だったり、今思えばあれは選考だったのかなという会食もありました笑
コーディングテストのある会社は少なかったです。
面接の中で、「これはスキルチェックの観点で聞いてるんだろうな」と思う質問は当然ありましたが。
関係ないですが、コーディングテスト対策でやってみた LeetCode*3 がちょっとした気分転換にいいので、今も時々トライしています。
面接は誰が出てくるかでかなり印象が変わってくる気がします。
採用に会社がどういうスタンスなのかが表れる部分でもあると思うので。
自分は下記のような人たちと話せるとうれしいなという感じです。
- 開発チームの偉い人(いるなら CTO とか)
- 開発チームの現場の人
- 開発者じゃない偉い人(事業部長とか)
- 偉い人(社長とか)
- 開発者じゃない現場の人(プロダクトオーナーとか)
よく聞かれたこと
何社かに聞かれて、ちょっと思うことがあった質問。
マネージメントか技術か
マネージメント方面に行きたいのか、技術を突き詰めたいのか、みたいな質問はすごくよくされました。
その度に、「そういう風には考えてないです」と答える厄介な応募者でした笑
マネージメントも技術もどちらも開発の場に必要なもので、「マネージャーという役割をおく」のは実装のひとつでしかないと考えています。
濃淡はあれど、役割としてそこを求められるのは、少なくとも今の自分のキャリア志向とは違うという回答をしていました。
ただ採用する側からすると、ポジションで探すのも普通だと思うので、面倒くさい応募者だったと思います。
XXXX を作るとしたらどう作りますか?
この質問は多分、採用する技術スタックだとか選定理由だとかを聞いて、スキルレベルみたいなものをみたいんだと思います。
ただ自分みたいな思考の人間だと、「それは何で作るんですか?」「本当に作らなきゃいけないんですか?」みたいな返しになってしまうので、お互いに微妙な気がしました。
それよりは、これまで実際に携わったサービスとかベースで語るほうがやりやすいのではないかなぁ。
(ゼロから同じものを作り直すとしたらどうしますか?で、同等の会話はできると思うし)
職務経歴書
選考に進むときには求められることが多かったと思います。
(あればください、くらいの温度感だったかも)
僕の場合は Wantedly と LinkedIn に割としっかり書いていたので、その内容で事足りたというのはありそうです。
もう少し補足して書いたものは、個人で使っている esa にまとめていました。
なので、求められた場合は esa の共有機能 で生成した URL を渡していました。
紙の書類を求めるところはなかったですが、 PDF で渡せというところが一社だけありました。
オファー
ありがたいことに複数社から内定をいただき、かつオファーが出揃うまで返事を待ってもらえました。
待遇面は下限が満たされていれば、後は自分が何を軸に選ぶかになってくると思います。
そもそもで行きたいと思うところしか選考に進まなかったので、相当に迷いました。
金銭的なことはある種もっとも客観的な評価でもあるし、技術的に面白そうな環境はそれだけでも魅力的です。
ギリギリまで迷ったんですが、ふと自分の転職エントリや職務経歴書を見返して、原点回帰というか、「一番こういう思いで働ける場所」という軸で選びました。*4
- 最高のチームで誰かのライフスタイルを変えるようなプロダクトを作りたい
- 何を課題として、何を解決策としてやっている(作っている)か
- どんな価値観・文化か
- どんな人がいるか
- etc
断るのが一番心苦しかったです。。
入社
2/16から新しい会社で働き始めます。
なので、もう少しだけ無職を満喫します笑
新しい会社でのことは、また追々ブログ等に書けたらいいなと思っています。*5