エンジニアになりたい

立場も価値観も全然違う人(ポジティブな意味で)と話す機会があって、色々思うところあったので殴り書き。

相手の方がエンジニアという職種(の人の考え方)に興味が津々なようで、色々質問をされたわけです。
どういう価値観なのか、何が楽しくて、何が嫌なのか、とか色々。

まぁ自分のイメージできる範囲で、エンジニアってこういう人たちですよー、って話してはみたんだけど、話が終わった後も何だかずっと 違和感が残ってて。

自分がエンジニアを代表して語ってるみたいなことになっちゃうってのがとても嫌だったってのもあるんだけど、よくよく考えてみると、もしかして自分がこうありたい、って考えるエンジニアについて話していたからかもしれない。

自分の中でエンジニアの理想像というか、そういうものはあるんだけれども、自分がそれに到達しているかというと全然そんなことないと思っているのです。
今自分がどうかっていうより、「僕がなりたいエンジニアだったら、きっとこう言う・こう考える」っていう、理想をイメージして答えてたから違和感があったのかなぁと。

30過ぎてるのに何だっつー話なんだけど、そりゃ職業聞かれたらエンジニアって答えるけど、エンジニアはまだ「なりたい」ものなのです。

以前言語化した僕にとってのエンジニアは「技術で価値を提供する人」なんだけど、その後に知ったWikipediaが刺さったので、今はそっちのほうが近いかもしれない。

Engineer - Wikipedia, the free encyclopedia

An engineer is a practitioner of engineering, concerned with applying scientific knowledge, mathematics, and ingenuity to develop solutions for technical, societal and commercial problems.

少しずつでもいいから理想のエンジニアに近づけるよう頑張ります。

なお、エンジニアとは「言われたものを作る人」のことでは断じてない。