エンジニアの評価は難しい

エンジニアの評価は非常に難しい。
自分が知る限りでも、正当な評価を受けていないと思われるエンジニアは数多い。
でも、逆に自分が評価する立場だったら正当に評価できるのだろうか?

少し考えてみれば、それが非常に難しい事だと分かる。

技術力の尺度でみると、技術が高度になればなるほど分かる人が少なくなってくる。
自分の分からないものを評価するのは至難の業だ。

では優れた技術者が優れた評価者なのだろうか?
そうとも言い切れないし、またそれだけ優れた技術者に(技術力を活用する時間を削ってまで)人事評価の仕事をさせるのはいかがなものだろうか。

ビジネス的な尺度で見ると、極端な話営業力やアイデアがものをいう。
それはそれで大事なことだし、多くの場合目に見えやすい成果は概ね(その企業内でそれなりに)評価されていると思う。
ただし技術力の評価をそこにどう持ち込めばいいのだろうか?
そのバランスはどうするのがよいのだろうか?

エンジニアの評価は非常に難しい。

ただし、間違っていると思う評価手法はいくらでもある。
例えば時間でエンジニアを評価するのは最も愚かな手法の一つではなかろうか。